言葉の遅れの原因は〇〇だった!

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もう2歳になるのに言葉が少ない(出ない)なぁ…と心配になっているお母さんもいるのではないでしょうか?

もしかしたら自閉症なの?自閉症って治らないって聞いたことがあるし、しかもどうしたら良いか分からない。と不安になっちゃいますよね。

でも実は自閉症スペクトラムと診断されたお子さん、または診断はされていないけど、他と比べて話し始めるのが遅いな…と感じられているお子さんでも「言葉の遅れ」は実は改善するケースは数多くあるのです!

世界中で多くのお子さんが言葉の遅れを克服している報告は数多くあり、その中には有名大学に通われているお子さんもいらっしゃります。

この記事では

  1. 言葉の遅れの原因とは?
  2. 具体的な改善方法

について話していきます!

記事を読むことで、

うちの子はどうなんだろう…?とモヤモヤしていた気持ちが晴れ、その原因と解決策を知ることで前向きにお子さんと向き合えるようになって頂ければ、嬉しいです!

※あくまで一説であり、内容は全てを保証するものではないことをご了承の上、お読みください。

言葉が出ない。その原因とは?

この記事のタイトルを見て、一番気になるところが原因だと思います。

結論から言って、その原因は「過度なデジタル音」です。

具体的に言うと、TV、スマホ、タブレット端末、音響機器、ラジオなどです。

筆者もこのことを知った時には「我が子もこの中にまみれているじゃないか!」と鳥肌が立ちました。

理由としては、

  1. TVは一方的なやりとりであり、「受け答え」が無い。
  2. 常に「デジタル音」が流れている環境にいると、お母さんの声が聞き取れない。自分の声が聞き取れない。あるいはTVの音と混ざることで誤学習が起こる。
  3. 集中しなくても入ってくる「莫大な情報」により集中力、注意力がなくなる。

まだその他にも眼球運動などにもあ影響を及ぼすとも言われていますが、それについてはまた別の記事にまとめていこうと思います。

まず1について、

TVに笑いかけて、そのテレビは「かわいいね!」と返答しますか?スマホは転んだ時にすぐに抱き上げ心配してくれますか?

言うまでもなく、デジタル機器は一方的なやりとりしか無いので、コミュニケーションの楽しさを感じることがなく、結果として言語的なコミュニケーションをとろうとしなくなるのです。

赤ちゃんは大人が思っている以上にパパ、ママの一挙手一投足から多くのことを学んでいます。その親との相互的なやり取りの中で会話の楽しさや、愛着を学び、コミュニケーションを積極的にとろうとし、結果として言語を操れるようになるのです。

そして2について

TVの音によりお母さんの声がうまく聞き取れない。と言っても想像がつきづらいと思いますが、想像してみてください。

突然海外に飛ばされたとします。

アラビア語のTVがずっと流れている中でアラビア語で話しかけられ、肉声だけを拾って聞き取って理解するのと、

1対1で具体的に物を指差して、口の動きを見ながら「あれがリンゴだよ。」と単語を理解していく方が分かりやすいと思いませんか?

それがましてや、ラテン語のTVを見ながら、アラビア語…みたいなこと(英語教育系のYouTubeを流しながら、話しかける。)になるともう何がなんやらですよね。

なのでパパとママの声が「よく聴こえる」環境が大切なのです。

そして3について

まず「集中する。」ということについて触れていこうと思います。

集中とは「数ある情報の中から必要な情報に、能動的に注意を向けること。または取り組むこと。」と筆者は考えます。

「何か音がする。」⇨「どこから音がなっているのだろう?(音の方向性を感じる)」⇨「お母さんの口が動いているぞ。(口元に注目する。)」

のように、集中力を発揮する際には自分が欲しい情報に注意を向ける工程が必要ですが、TVの音はいつも同じ方向から一方的に聞こえてくるため、「集中力」は必要としません。どれだけ注意が分散していようと聞こえてくるため、「集中力」を発揮する場面が減少し、「集中力」が欠如してくるのです。

うちの子はTVやスマホを見ている時は10分でも20分でも集中してみているから、うちの子は集中力があるな!

と思われているママパパさんもいるかもしれません。しかしあれは集中して「聴いている」「見ている」のではなく、漠然と受動的に大量の情報を受け入れているだけのようです。

公益社団法人 日本小児医学会ではメディアについて下記のように警鐘を鳴らしています。

乳児期からのメディ ア漬けの生活では、外遊びの機会を奪い、人とのかかわり体験の不足を招きます。実際、 運動不足、睡眠不足そしてコミュニケーション能力の低下などを生じさせ、その結果、 心身の発達の遅れや歪みが生じた事例が臨床の場から報告されています。

公益社団法人 日本小児医学会 『子どもとメディア委員会』より引用

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